マストドンブームも一段落してインスタンスごとのカラーも出てきました。始めたけどよくわかんね、という人向けにマストドンの楽しみ方をご紹介します。
マストドンの歩き方
サムネにしておいて何ですが、マストドンではやはり趣味嗜好が親しい人たちが集まっているインスタンスが楽しいです。Twitterですと、そういう人を見つけてフォローしなくてはなりませんが、マストドンはインスタンス選びがうまく行きますと、ログイン後ローカルタイムラインを見るだけで、楽しめるはずです。
目的をもって旅行に行く、ことと近いと思います。
マストドン検索ポータル
http://mastodonsearch.jp/
日本のマストドンインスタンスの一覧
http://k52.org/mastodon/
上記のガイドサイトで、好みのインスタンスを見つけましょう。もし無ければTwitterでも十分かもしれません。後者のサイトでは、登録前にタイムラインをちら見できますので、とても参考になります。
登録後は数名をフォロー
Twitterのようにたくさんの人をフォローする必要はありません。マストドンでは、インスタンスのローカルタイムラインがそもそも好みの内容になっているはずです。
しかし、当然好みは細分化していきますので、その嗜好にあってそうな人を見つけて、グループの間隔でフォローしましょう。ホームが、自分がいろいろとコミュニケーションするタイムラインとするのがおすすめです。
たまにローカルタイムライン、さらにインスタンス外も見られる連合タイムラインを見て、視野を広げるのが良いでしょう。
チャットのようなものと比喩されることも多いマストドン。じつはグループのような少数とやりとりすることで、メンション相手を指定せずとも会話が通じる点が、利用が増えてきたことで、メリットとして見られるようになってきたのです。
フォロワーは検索で見つける
趣味のあうユーザーをどうやって見つければ良いのでしょうか。
例えばあるインスタンスでは、ユーザーは、表示名の後ろに @xxx をつけ、自分の趣味や所有機種などを明記します。そうすることで、共通の趣味や嗜好のユーザーを見つけやすくする、という文化が根づいてるそうです。
ある程度近い趣味の人が見つかれば、そして、プロフィールなどから自分と共通の話題がありそうだなと感じられれば、フォローされたほうも喜んでフォローバックしてくれるでしょう。そのほうが盛り上がりますからね。
世界各国の地域のように、その土地々々ごとのインスタンスごとの雰囲気があるので、それらを見つけるようにすると、楽しく歩けると思います。
プロフィールを充実させよう
ですから、マストドンを楽しむには、プロフィールを充実させましょう。お互い相手がどんな人かわからなければフォローしようがありませんし、共通項の多い人がフォローしあえれば、TLが盛り上がること間違いなしです。
いったん共通項が多いとわかれば、インスタンスという、Twitterよりは閉じた雰囲気をもつ(厳密には公開なのですが)マストドンは、より親密になっていく傾向があります。
設定メニューからプロフィールを編集で、すぐに自分のプロフィールを修正できます。
出来る限り多くの情報を盛り込み、検索されたい趣味嗜好に関するキーワードを含めると良いでしょう。
さらに投稿にはハッシュタグを付けますと、あとからハッシュタグで投稿をまとめて見ることができて便利です。そうしますとフォローしていないけれど、同じハッシュタグで投稿している嗜好が近いユーザーが見つかり、また世界が広がります。
マストドンもブームから1ヶ月以上がたち、便利なツールやアカウントなどネットにだいぶ増えてきました。それらの情報源も調べますとさらに世界が広がることと思います。
ぜひ皆さん、楽しいマストドンライフを過ごしてくださいね!
ガイドから一言
マストドンはTwitterと似ているところもありますが、異なる部分があるからこそここまで広がり、受け入れられました。
最初の旅行からうまく行く人はわずかだと思います。目的をもって、2回目、3回目からが楽しくなっていくものと思います。マストドンも似ているなーと思う今日この頃です。
好みのインスタンスを見つけて、ぜひローカルタイムラインや共通項の多いユーザーと交流を楽しんでほしいと思います。
なお、マストドンのガイドについては、プログラマー界隈で著名な匠さんが良い記事をたくさんかかれています。後述のリンク他いろいろと見ていただくと参考になるかと思います。
追記:2017年5月17日 ハッシュタグ投稿の有効性を加筆しました。
参考リンク
https://takulog.info/mastodon-famous-accounts/