鹿の気分になれると人気の鹿トドンですが、2017年5月9日、鎖国決定をTwitterで発表しました。
鹿トドンが鎖国を決定
管理人である吉村氏がTwitterで発表しました。順次、他のインスタンスとの連携を切っていくとのことです。
2.今回の決定に至った背景として何よりサーバー負荷の問題が挙げられます。他のマストドンサーバーと相互通信する負荷が、自分も非技術者なものではっきりとしたことは言えないのですが、運営している当事者として、かなり重いのでは……と感じています。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
4.一方で、この連携によるサーバー負荷という問題は今後マストドンが発展していけばいくほど個人がインスタンスを作るうえでの足枷となるだろうとも考えました。また私吉村自身がそうであったように誰でも気軽にインスタンスを作れることこそがマストドンの大きな価値だという思いもありました。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
6.今回の鎖国はあくまで試験的なものではありますが鹿トドンが「他インスタンスとつながらないマストドン」という存在になることが、今後のマストドンの発展と文化の醸成の一助となれば幸いでございます。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
8.他のインスタンスから鹿トドンを見物頂いていたユーザーの皆様も大変恐縮ですが、今後も見物を希望される場合は鹿トドンアカウントの作成をお願いします。鹿になるかどうかは各自ご判断ください。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
10.なんとなくつながるのではなく、インスタンス管理人同士のコミュニケーションを通してつながるということがマストドンになにか化学反応を起こすかもしれない。そんな期待も実はこっそりしています。各インスタンス管理人の皆様、よろしくお願いします。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
11.以上、長々とお話させて頂きましたが、本ツイートの後、さっそく連携切断を進めていきたいと思います。引き続き鹿トドンをよろしくお願いします。また、鹿トドン内での奈良情報を集めたサイト、奈良トドンもよろしくお願いします。
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 9, 2017
いっぽうで、連携を完全に止める必要もないともしています。
管理人の吉村氏については、本当にお疲れ様です。
リモートフォローが順次切断
鹿トドンのユーザーをリモートフォローしていた人、もしくは、鹿トドンから外部をリモートフォローしていたコミュニケーションは、連携切断後、順次投稿を見ることができなくなります。
前述のツイートにかかれていますように、メッセージを受信したい、発信したい場合は、鹿トドンへの登録、もしくはそれらのインスタンスへの直接登録を行いフォローすることになります。
追記:2017年5月10日13時50分
その後、鹿トドン公式インスタンスにいってみると接続数0になっていませんでした。
なんでやあ、なんで鎖国したんにインスタンスの接続数が0にならへんのやあ、わしは0ってみたいんやあ
— 吉村浩嗣 (@hirotsugun) May 10, 2017
システム的に何かあるのかもしれません。「お一人様もありだよな」と好意的な印象が昨日のTLでは多かった印象。そういったことからも今後、エンジニアからも熱い視線が集まりそうです。
ガイドから一言
他のインスタンス管理者へは、運営に大きく示唆を与えるものと思われます。
いっぽうで、わたしどもメディアにもその在り方を、今まで以上に考えさせられるきっかけになりそうです。
BOTやAPI、リモートフォロワーの増加などのサーバー負担は、管理者に大きな負担としてのしかかります。
鎖国についてはかつてPawooで注目されました。ただ今回は背景がまったく異なりますので、鹿トドンは「他のマストドンとつながらないインスタンス」の魁となる見込みです。